斧折樺(オノオレカンバ)とは

【なぜA&D/Wではオノオレカンバ材(※)を使用するのか】

 

硬い木は薄くでき、スリムにできること。

薄くても、スリムでも、

繊細な指物技による接合部の強度を、

おとすことなく製作できる

 

逆に

硬くない木は、薄くしたり、スリムにした場合

繊細な指物技による接合部の強度がおちてしまい

かけたり壊れたりする可能性がある

では、その分、部材厚を厚くしたり頑丈な断面にすると

重量が重くなり、デザインもスッキリしない。

 

それこそ、鉄を混ぜて作るともっとスリムで軽くできます。

しかしコンセプトは、温もりある木材と金具を使わない技術力です

 

そういった観点から、オノオレカンバ材のような硬い木を使うことで

デザイン性にも性能的にも優れた作品ができあがります。

 

また、木材は生きています。どんな木でも多少のソリは発生して

しまいます。


しかしオノオレカンバ材は硬いことから反りの度合いは非常に低く、

より一層の安定感を確保できます。

 

さらに、弊社の岩手県産材のオノオレカンバ材は、先代が約30年前に

仕入れ、長期間、天然乾燥された優良木材を使用していることからも

落ち着いた木と言えます。

 

こういった希少で且つ性能のよいオノオレカンバ材を使用することで、

より良い使用感が生まれます。

 

<補足>

またウレタン塗装を施すことによりより反りの防止につながります。

数日間のキャンピングで紫外線に当たっても直ちに劣化することもなく

中と外で併用して使う家具としては、一番耐久性に優れています。

 

 

【オノオレカンバ材(※)】

 

オノオレカンバは、樹高15メートル前後、胸高直径40センチ程度のカバノキ科の落葉高木です。

中部地方以北から東北地方は青森県までの太平洋側に分布します。

標高500m以上の山肌に根を張り、1ミリ幹が太くなるのに3年かかるという非常に堅い木です。

樹齢300年を越えてもやっと直径40cmほど。成長は遅いけどその分非常に堅い木です。

名前は、「斧が折れるほど堅い」というところからきています。

比重は0.90.94で、部位によっては、水に浮かべても沈む木です。

 

オノオレカンバは、自然林の中でも数が少なく、また成長が遅いため、植林も

ほとんどされず、貴重な木の一つとされています。